日興アセットマネジメント株式会社は2023年7月7日、資源効率性に特化した英国の資産運用会社Osmosis (Holdings) Limited (以下、「オズモシス社」)と戦略的パートナーシップに関する法的拘束力のない基本合意書を締結したことを発表したが、このほど同社との間で法的拘束力のある戦略的パートナーシップを締結したと2023年11月7日に発表した。
今般締結した法的拘束力のある戦略的パートナーシップに基づき、日興アセットグループはアジア太平洋地域(除くオーストラリアおよびニュージーランド)、ならびに中東地域において、オズモシス社の独占的な販売代理人としてオズモシス社商品の販売やクライアント・サービスを展開する方針。また、日興アセットはオズモシス社の戦略的少数株式を取得するとともに、同社取締役会に取締役1名を派遣するなどして、強固なパートナーシップを確立する。日興アセットによるオズモシス社株式の取得は、英国金融行為規制機構(Financial Conduct Authority of the UK: FCA)による承認を条件とし、遅くとも2024年4月末までに完了する予定。
オズモシス社は2009年に設立され、英国ロンドンに本社を置く資産運用会社。より優れたリスク調整後リターンと環境成果の向上の実現にフォーカスし、リサーチをベースとしたクオンツ運用を展開している。同社は、資源効率性の高い企業は競合他社を長期的に上回る可能性が高いという投資哲学のもと、資源効率性モデルによって特定された「資源効率性の高い企業」をオーバーウェイト、また、「資源効率性の低い企業」をアンダーウェイトしたポートフォリオを構築している。