イーストスプリング・インベストメンツが所属するグループにより設立された「プルーデンス・ファンデーション」(以下、同基金)は、台風30号により甚大な被害を受けたフィリピンへの復興支援として、緊急支援金200万米ドルの拠出と、長期的な復興支援の実施を決定した。さらに同基金は、アジア各国の拠点に所属する社員および代理店がフィリピンへの募金を行った場合、それと同額を追加支援金として拠出することも決定している。
同基金は、同社グループが生命保険および資産運用事業を展開するアジア各国のコミュニティーへ長期的に貢献すべく、2011年に設立された。災害の復興支援は教育や子供への支援とともに3つの柱の一つで、これまでにも「セーブ・ザ・チルドレン」、「プラン・インターナショナル」とともに、アジアで起こった災害への支援活動に取り組んできた。
今回のフィリピン復興支援活動においても同基金は上記2団体の活動をサポートし、被災地への緊急支援物資の提供をはじめとした支援活動を実施していく。またフィリピン中央政府、被災地の地方自治体、復興支援団体と連携し、被災地の復興とコミュニティー再建に向けた長期的なサポートを、現地のニーズを把握しながら提供していく。なお同社グループの現地保険部門はすでに活動を開始しており、今後も上記2団体と協力して支援活動に取り組んでいく。
同社グループのアジア地域統括部門最高経営責任者であり、同基金の議長を務めるバリー・ストウ氏は次のように述べている。「この度の多大な犠牲に深い悲しみを覚えています。被害を受けられた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。当社グループは1996年にフィリピンで保険事業を開始しました。長期にわたってフィリピンに関わってきた一企業市民として、復興支援に尽力することをお約束します。私たちは、被災地の皆様、コミュニティーに対して緊急支援を提供します。復興には時間がかかるものと思いますが、今後も被災地の皆様にとって意義のある継続的な支援を提供し、コミュニティー再建のお手伝いをして参ります。」
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