株式会社お金のデザインは、2014年12月8日(月)に、日本初(2014年10月31日同社調べ。また、本サービスの提供が「日本初」とは、一般投資家を対象として広く提供するものを指す。)となるETF特化型投資一任運用の新サービス「ETFラップ™」の取り扱いを正式に開始する。「ETFラップ™」とは、従来よりも低廉なコストで世界中の取引所から高品質で安心なETF(上場投資信託)に投資することを可能にした運用商品。
株式会社お金のデザインでは、「ETFラップ™」の取り扱い開始にあたり、次のように述べている。
現在、日本における個人の金融資産の状況は約53%が円預金となるが、少子高齢化、円安傾向やインフレ懸念をかんがみると、金融資産を円建てで保有することが、必ずしも資産を守るための最適な選択ではなくなる可能性があります。そうした経済背景の中、お金のデザインは、「ETFラップ™」の登場によって、それぞれの資産運用の幅と可能性を広げるものと考えています。お金のデザインは、それぞれの方の「お金のデザイン」をお手伝いすることを通じて、「一人ひとりが、将来を心配することなく、自分の人生を自分らしく生きていく」ためにお役に立てるよう、21世紀の資産形成の社会インフラとなる運用会社を目指しています。なお、11月4日より先行して会員登録を開始していた「ETFラップ™」は、すでに投資家からの反響もあり、約3週間で想定預かり資産額として約2億5000万円を見込んでおります。
「ETFラップ™」の特徴は大きく分けて、「グローバル」・「マルチアセットクラス」・「低コスト」の3つがある。
【グローバル】
お客様との一任運用契約により、従来個人投資家ではアクセスできなかった全世界に上場する約5,000銘柄のETFにアクセスが可能となる。実際には、株式、債券、コモンディティ等30から40種類のETFがポートフォリオに組み込まれることになるため、実質7,000以上の個別銘柄を保有・運用していることと同等の効果を得られることになる。
【マルチアセットクラス】
お金のデザインが提唱する「新・財産三分法」に基づいて、オンライン上で顧客一人ひとりのライフサイクルに合わせてプロファイリングを行ない、それぞれのニーズに合ったポートフォリオを提案する。なお、ポートフォリオ構築には、資産運用研究の第一人者である加藤康之教授(京都大学大学院経営管理研究部教授)が監修した運用手法を用いている。
【低コスト】
ETFという比較的コストが低い商品を対象とし、且つオンライン上での販売・運用に比重を置くことで、発生する追加コストを最低限に抑えている。これにより、グローバル分散投資のメリットを最大化する仕組みをつくることが可能となる。
また、「ETFラップ™」の商品性を支える機能ポートフォリオは、従来のリスク・リターンの分散のみに着™目していたポートフォリオをさらに細分化、お客様に合わせたテイラーメイドのポートフォリオを作成するものです。全世界に上場する約5,000銘柄のETFを、グロース型・インカム型・インフレ・ヘッジ型の3つに分類して組み合わせて投資することで、一定のリターンをあげつつも、リスクをコントロールできるため、資産保全に適した運用が可能となっている。
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