SBI証券は、 仙台銀行と金融商品仲介業に関する業務委託契約を締結し、 2017年12月25日(月)[予定]より、 仙台銀行の顧客向けに国内株式をはじめとする金融商品・サービスの提供を開始する。
仙台銀行は、 宮城県の中小企業を支援・育成することを目的として誕生した銀行で、 創業66年を迎える歴史ある地域金融機関。 県内に72の店舗網を有し、 経営理念として「信を万事の本と為す」を掲げ、 地域社会から信頼される銀行を目指して業務運営を行っている。 地域に根ざした金融グループである、 株式会社じもとホールディングスの一員として、 地元企業のあらゆる経営課題をともに解決していく「本業支援」を推進することで地域経済の発展に注力している。 そのほかにも、 県内企業への学生の就職率を向上させるために、 企業の事業紹介を行うイベントを共催するなど、 あらゆる角度から地方創生に積極的に取組んでいる。
SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、 FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。 SBIグループとして「地方創生」に積極的に取組む中、 SBI証券も2017年3月から地方銀行と提携を開始し、 目標として地方銀行数十行との提携を目指している。
今般開始される金融商品仲介業サービスでは、 仙台銀行は、 同行のWEBサイトを介してSBI証券の証券総合口座開設の案内を行う。 これにより、 仙台銀行の顧客は、 当該WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、 SBI証券の取扱うさまざまな金融商品・サービスを利用して自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となる。
SBI証券では、次のようにコメントしている。
このたびの仙台銀行との提携により、 これまで以上に多くの新しい個人投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 ひいては当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております。