大和アセットマネジメントは、新しいNISA制度の成長投資枠に「iFreeNEXT インド株インデックス」を追加した。本件は、投資信託協会ウェブサイトにて2023年12月1日に公表された。
ファンド名:iFreeNEXT インド株インデックス
ファンドの目的:インドの株式に投資し、Nifty50指数(配当込み、円ベース)の動きに連動した投資成果をめざす。
「iFreeNEXT インド株インデックス」の基準価額と純資産総額の推移
全世界株インデックスに含まれるインド株の割合
大和アセットマネジメントによると、昨今注目を集めているインド株だが、全世界株インデックスに含まれるインド株比率は1.7%程度と低い水準にあ理、インド株を組み入れたことによる分散投資効果については、過去20年間(2003年10月末~2023年10月末)のデータでシミュレーションをすると、米国株や全世界株のみの保有と比較し、インド株を20%~30%程度組み入れることで投資効率(リターン/リスク)の改善が見られた。
なぜインドが注目されているのか
インドが注目されている理由について、大和アセットマネジメントは次のように指摘している。
- 2023年に世界で人口No.1となったインドだが、注目すべきはその人口構成。インド人の平均年齢は27歳と若く、働き盛りである年齢層のボリュームが厚いことが特徴。
- また、人口増加に伴う力強い内需を背景に、経済発展においても目覚ましい成長を見せている。IMF(国際通貨基金)の世界経済見通し(2023年10月)によると、インドの名目GDPは2027年には日本・ドイツを抜いて世界第3位になると予想されている。米国をはじめとした主要国の成長率が鈍化している中、インドは相対的に高い成長を維持する見通し。
インドの株価指数の推移
「iFreeNEXT インド株インデックス」が連動した投資成果を目指すNifty50インデックスはインドを代表する株価指数。インドのナショナル証券取引所に上場している50銘柄で構成されており、インド経済の中長期的な拡大期待を背景に、底堅く推移している。
「iFreeNEXT インド株インデックス」の取扱い販売会社
大和アセットマネジメントは、「当社は、共に挑戦し続けるパートナーとして投資を通じチャンスある未来を実現します」と述べている。