野村アセットマネジメントは、同社の英国100%子会社であるNomura Asset Management U.K. Limited(ノムラ・アセット・マネジメント UKリミテッド、 以下「NAM UK」)が、 安全な飲用水の普及に取り組む慈善団体Charity: Water(チャリティーウォーター)に対して5万米ドルを寄付したと2022年12月2日に発表した。
この寄付には、 アイルランド籍のUCITSファンドNomura Funds Ireland plc(ノムラ・ファンズ・アイルランドplc)が受け取る運用報酬の一部が充当された。NAM UKは今回を含め今後3年間の支援を決定しており、 今回の寄付金は、 ニジェールの学校やエチオピアのコミュニティプロジェクトで使われる予定。
Charity: Waterによると、世界では10人に1人(計7億7,100万人)が、清潔で安全な飲料水と衛生設備を利用できない状況にあり、そのために命を落とす人は週に16,000人(うち43%は5歳未満の子ども)に上る。清潔な飲料水と衛生設備の提供によってこうした命を救うことができる。また、衛生設備への1英ポンドの投資は地域経済に4~12英ポンドの効果をもたらすと言われている。野村アセットマネジメントは、この取組みによりESG活動の透明性の向上を図りながら、社会的課題解決への期待に応え、持続可能で豊かな社会の実現を目指す。
<Charity: Waterについて>
2006年に設立された非営利団体で、アフリカ、アジア、中南米の人々に清潔な飲料水と衛生設備を提供することを目的として、各国のローカル団体と提携し、水を利用できないコミュニティに清潔で安全な水を提供するプロジェクトを実施している。設立以来、29カ国で91,414のプロジェクトを通して1,470万人に清潔で安全な水をもたらし、今後5年間でさらに1,500万人に届けることを目指しています(2022年12月現在)。