インベスコ・アセット・マネジメント株式会社は、2023年12月12 日に、「インベスコ スチュワードシップレポート2022/2023」を発行した。
このレポートは、インベスコの日本法人であるインベスコ・アセット・マネジメント株式会社が考えるコーポレートガバナンスのベストプラクティスやエンゲージメントの事例などを盛り込み、ESGに関する取り組みなどを紹介している。
インベスコ・アセット・マネジメントでは、実際に投資判断するポートフォリオ・マネジャーとリサーチ・アナリストが企業のESGへの取り組みを評価し建設的対話をすることを通じて、投資プロセスにESGを組み入れている。同社は、投資先企業に対する知見が最も高いリサーチ・アナリストおよびポートフォリオ・マネジャーが、投資判断の一環としてESGのリサーチを行い、必要に応じて直接企業との建設的対話をする体制は、アクティブ投資家としてのスチュワードシップ活動の高い実効性を担保していると考えている。
日本株式運用部 ヘッド・オブ・ESGの古布薫氏は、今年で5年目となるこのレポートの発行に際して、「このレポートを通じてスチュワードシップ活動および機関投資家としてのESG情報活用に関する考え方の透明性を担保したいと考えています。コーポレートガバナンスのベストプラクティスや建設的な対話事例を掲載しています。」とコメントしている。
インベスコ・アセット・マネジメントは次のように述べている。
当社では、企業のESGへの取り組みは企業価値拡大の持続性を高めることに繋がると考えています。そして、その取り組みは一企業を超え、究極的には社会全体の持続性を高めることに繋がり、投資家の責任としてESGを投資プロセスに統合することが求められていると考えている。当社は引き続き、ESGを重視した投資を行なっていくとともに、運用者自らが行う建設的な対話を通じて、投資先企業の長期的な企業価値拡大に貢献してまいります。
「インベスコ スチュワードシップレポート 2022/2023」→https://www.invesco.com/content/dam/invesco/jp/ja/pdf/esg/2023/Invesco_Stewardship_Report_2022_2023.pdf