マン・グローバル・ストラテジー(MGS)、ヘッジファンド・レビュー誌の『2006年ヘッジファンド賞』受賞


世界最大手の代替投資運用会社マン・インベストメンツLtd.の主要運用チームのひとつマン・グローバル・ストラテジー(MGS)は、ヘッジファンド・レビュー誌(FHR)が選ぶ『2006 年欧州ファンド・オブ・ヘッジファンズ賞』を受賞した。

この賞は、ヘッジファンド業界の識者による独自の審査グループにより、様々な定量的項目を分析し、パフォーマンスを基準にランク付けしたのち、個々のファンドの優劣を定性的に検討して決定される。HFR は、ロンドン証券取引所に上場している独立系の専門情報媒体Incisive Media plc を親会社とし、ヘッジファンド業界で高く評価されている雑誌。

MGS は、多様な戦略のヘッジファンドを組み合わせたファンド・オブ・ヘッジファンズを提供する運用チームで、2006年9月末現在の運用資産は150億米ドルにのぼる。同チームの大きな特色は、マン・グループの自己資金を使い、創設されてから間もないヘッジファンドに投資・育成することによってこれらのファンドと緊密な関係を構築していることにある。MGS は、こうした個々の投資先ヘッジファンドとの良好な関係を基盤にしてレポーティングの内容や頻度、マネージド・アカウント(ファンド投資ではなく、MGS の口座における投資一任勘定)など運用上の優遇措置を受けることが可能になっている。

マネージド・アカウントを設定することによりMGS は、日次で投資先ヘッジファンドの投資内容に関する詳細な情報を入手したり、流動性を改善したり、投資資金をより綿密に管理することが可能になります。こうしたことが、最先端の運用を可能にし、投資家に元本確保といったメリットを提供しながら同時に良好な利回りを追求できるようなストラクチャード・プロダクトの開発を可能にしている。

マン・インベストメンツについて

マン・グループplc の資産運用部門マン・インベストメンツは、急成長する代替投資業界で独立系としては最大手の専門会社。運用資産は2006年9月末現在568億米ドル。個人/機関投資家に対して革新的な商品と、個々の顧客のニーズに応じたオーダーメイドの資産運用ソリューションを提供している。マン・インベストメンツは、その中心となる運用チーム-AHL、グレンウッド、マン・グローバル・ストラテジーズ、RMF-を通しヘッジファンド市場で大きな成果を納めると共に、その他の資産クラスにおいても投資実績をあげている。ヘッジファンドの運用では、ファンド・オブ・ヘッジファンド、ストラクチャード・ファンド、スタイル・ファンド、シングル・マネジャー商品を提供している。そのトラックレコードは20年を超し、伝統的株式・債券投資からの分散を目的とする業界のスタンダードとなっている。スイスとロンドンを本拠地とし、シカゴ、香港、中近東、モンテヴィデオ、ニューヨーク、シドニー、東京、トロントにオフィスを構え、広範な販売パートナーとのネットワークを有している。