JPモルガン・アセット・マネジメントは、「JPMグローバル高利回りCBファンド 2012-01」の募集を12月19日より開始する。同ファンドは、申込期間を2011年12月19日から2012年1月16日、設定日を2012年1月17日とする期間約3年の単位型投資信託で、三菱UFJモルガン・スタンレー証券で販売される。
「JPMグローバル高利回りCBファンド 2012-01」は、11月21日より三菱UFJモルガン・スタンレー証券で販売され、12月14日に設定日を迎えた「JPMグローバル高利回りCBファンド 2011-12」に続く、グローバル高利回りCBファンドの第二弾として設定される。第一弾同様、日本を除く世界各国の転換社債(CB)市場で、相対的に利回りが高いと判断されるCBに投資を行なうことで収益を追求する単位型投信であり、為替については原則ヘッジを行なう。
「JPMグローバル高利回りCBファンド 2011-12」は、金融市場の先行き不透明感を背景に投資信託への資金流入が鈍化する環境下で、販売が堅調に推移し、設定額は約213.7億円に達した。JPモルガン・アセット・マネジメントは、多くの関心が寄せられた同ファンドの第二弾となる「JPMグローバル高利回りCBファンド 2012-01」の提供を通じて、市場が不安定な中でもさらに多くの投資家の資産運用ニーズに対応することを目指す。
CBは、一定の条件で株式に転換できる権利がついた社債であり、株式と債券の両方の性格を併せ持っている。JPモルガン・アセット・マネジメントによると、そのうち、株価との連動性が低く債券としての性格が強いタイプのCBは、一般的に、CB価格の下値抵抗力が期待でき、利回りが相対的に高い傾向にあり、「JPMグローバル高利回りCBファンド 2012-01」は、そうした債券的性格の強いCBに着目し、その中でも信用リスクと比較して相対的に利回りが高いと判断するCBを厳選して投資を行なう。また、同社では、CBについて次のようにも述べている。
価格が額面を割り込んだCBは、CBの債券としての性格から、発行体が倒産しない限り、発行体の信用力が回復もしくは満期が近づくにつれて、徐々に価格が額面に向けて上昇していくことが期待されます。そのため、信用不安の高まりなどによりCBの価格が下落した局面は、魅力的な投資機会であると考えられます。「JPMグローバル高利回りCBファンド 2011-12」の販売状況が堅調に推移したのも、このような投資機会を提供する当ファンドが投資家ニーズに合致し、共感を得られた証しであり、当社では、「JPMグローバル高利回りCBファンド 2012-01」を通じて、より多くの個人投資家に同様の投資機会を提供すべく努めてまいります。
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