マーサージャパン株式会社は、 グローバルな体制強化の一環として、 2021年12月1日付で日本におけるサステナブル/ESG投資の専任コンサルタントに物江陽子氏を任命したと発表した。
今回の任命について、 マーサージャパン 取締役 常務執行役員のウェルスビジネス 代表の榊原 正章氏は、 次のように述べている。
日本でのESG投資に関する関心が急速に高まっていることに対応し、 弊社でもESG投資に関するコンサルティング能力の強化を行っています。 物江氏は、 サステナビリティの分野で約17年の実績があり、 マーサー入社以前は、 GPIFで約4年、 ESG・気候変動に関する分析・開示や、 運用会社のESG評価等に携わってきました。 それ以前は、 大和総研で約10年、 機関投資家向けのESGリサーチに携わっており、 この分野で多くの講演や執筆の実績もあり、 多くの知見をお客様に提供できると確信しています。
物江陽子氏は以下のようにコメントしている。
気候変動問題をはじめとするサステナビリティの問題について、 今後十年間が非常に重要な時期になると考えています。 マーサーには、 20年以上にわたるサステナビリティの分野における投資家支援の実績があり、 蓄積された知見があります。 日本においても投資家の皆様のサステナブル投資への機運が高まる中、 このようなポジションに任命され、 大変光栄です。 日本の投資家の皆様に、 マーサーのノウハウとツールをご提供することで、 持続可能な社会への変革をご支援できるよう、 力を尽くしたいと思います。
マーサーは、 2025年末までに二酸化炭素排出量を2019年比15%削減すると宣言したマーシュ・マクレナンの一員。 これらの取り組みは、 気候変動による自然災害に関わるクライアントのリスク管理・測定、 低炭素経済への移行の支援など、 全社的に行われている重要な気候変動対策を補完するもの。
マーシュ・マクレナンについて
マーシュ・マクレナン(NYSE:MMC)は、 グローバルプロフェッショナルサービスを提供する企業グループとして、 顧客企業にリスク、 戦略、 人材分野の助言とソリューションを提供している。 マーシュ(保険仲介とリスクマネジメント)、 ガイ・カーペンター(再保険仲介・コンサルティング)、 マーサー(組織・人事マネジメント・コンサルティング)、 そしてオリバー・ワイマン(戦略コンサルティング)から構成されており、 年間総収入180億米ドル超、 全世界に78,000名の従業員を擁し、 世界各地の顧客に分析・アドバイスを提供している。