MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数 #
MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数は、同業他社と比べてESG(環境・社会・企業統治)評価の高い日本企業に重きを置いた株価指数(時価総額加重型)です。
日本の大型株と中型株を対象とするMSCIジャパン指数をベースに、同指数の構成銘柄の中から、同業他社と比べてESG評価の高い企業を選出し、それらの構成比率がMSCIジャパン指数に比べて高くなっています。酒類、ギャンブル、たばこ、原子力、武器に関与している企業は指数から除外されています。
2022年5月31日末現在、125銘柄で構成されています。MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数は、世界的な指数算出会社であるMSCI社が開発・算出しています。
MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数のように、銘柄選択にESG評価を取り込んでいる株価指数をESG指数、サステナビリティ指数と呼びます。
なお、ベースとなっているMSCIジャパン指数は、日本で上場している大型株と中型株を対象とする株価指数で、2024年7月31日現在、203銘柄が採用されており、日本株市場の約85%をカバーしています。
MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数の上位(10位)構成銘柄 #
MSCI ジャパンカントリーESGリーダーズ指数の上位構成銘柄(上位10位)は次の通りです。
銘柄名 | 構成比率 |
---|---|
トヨタ自動車 | 9.97% |
ソニーグループ | 6.67% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 3.81% |
東京エレクトロン | 3.72% |
KDDI | 3.13% |
リクルートホールディングス | 2.84% |
任天堂 | 2.76% |
第一三共 | 2.43% |
ダイキン工業 | 2.24% |
HOYA | 2.17% |
MSCIジャパンカントリーESGリーダーズ指数をベンチマークとするETF #
2021年7月16日に東京証券取引所に上場した「NEXT FUNDS MSCI JapanカントリーESGリーダーズ指数連動型上場投信(2643)」は、同指数への連動を目指すETFです。野村アセットマネジメントが運用しています。