投資信託の購入から売却までのプロセスは概ね次のようになります。
1. 取引口座の開設
投資信託を購入するためには、販売会社（証券会社、保険会社、銀行等）に取引口座を開設する必要があります。取引口座を持っていない場合には、販売会社に口座を開設したい旨を伝え、必要書式一式を郵送してもらいます。オンラインで申し込めるところもあります。
2.投資信託の購入の申し込み
投資信託の購入の申込みは店頭、オンライン、電話などで可能です。申込方法は販売会社や取引形態により異なります。
3. 購入代金の支払い
購入代金を支払います。オンライン取引では、取引口座の現金残高の範囲でしか購入の申込みができませんので、購入代金を予め取引口座に入金しておく必要があります。
4. 売買報告書の受け取り
購入後2～3日程度で、「売買報告書」が送られてきます。インターネット取引の場合は、いつでもオンラインで売買状況等を確認することが可能です。
5. ファンドの決算日
決算日はファンドにより異なりますが、決算日を過ぎると「運用報告書」が送られてきます。運用報告書には対象期間にどのような運用が行われて、どのような結果になったかが詳しく記載されています。
6. 分配金の受け取り
「分配金のお知らせ」が送られてきます。銘柄名や分配金の受取額が記載されています。分配金は取引口座に入金されます。分配金再投資を選択している場合は、分配金から税金を差し引いた額が、同じ投資信託に自動的に投資されます。
7. 売却
投資信託を償還前に換金（売却）する場合には、電話や店頭等で販売会社に連絡します。オンライン取引の場合は、オンラインで売却手続きを行います。
8. 代金の受け取り
換金（売却）申込日から原則として4営業日目に代金が支払われます。
＊ファンドの償還
投資信託を途中で売却せず、償還日を迎えた場合は、「償還金のお知らせ」が送付されてきます。償還金は償還日から5営業日目に支払われます。また、「償還報告書」が送られてきます。
