目論見書について #
目論見書は、ファンドを設定・運用する運用会社(=投資信託委託会社)が作成するファンドの説明資料であり、投資家にとって最も重要な投資判断材料となります。運用会社が作成し、販売会社がファンドを購入する投資家に交付することが義務付けられています。
目論見書の入手方法 #
目論見書は、ファンドの販売を担当する証券会社、銀行、保険会社などで入手できます。また、ほとんどの運用会社が目論見書をホームページに掲載しています。
さらに、投資信託協会のホームページ「投信総合検索ライブラリー」では、目論見書と直近の運用報告書を閲覧することができます。
また、金融庁のEDINET(『証券取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム』)でも、目論見書や運用報告書の内容をカバーする有価証券報告書が掲載されています。
目論見書に関する注意点 #
目論見書に記載されているファンド情報は変更されることがあります。その場合には目論見書も修正され、再発行されます。目論見書を入手してから実際にファンドを購入するまでに時間が経過している場合、目論見書が改定されていることもあるため、購入時点で有効な目論見書を再度入手して内容を確認しましょう。
ファンド購入後に目論見書が改定された場合には、新しい目論見書が販売会社から提供されます。
目論見書の内容について不明点がある場合は、販売会社に問い合わせるか、目論見書に記載された運用会社の問い合わせ窓口(ホームページアドレスや電話番号)を利用することも良い方法です。