RC(R&I投信リスク・クラス)とは #
RC(R&I投信リスク・クラス)は、投資信託のリスクの大きさを示すリスク分類のことで、投資信託の評価会社でもある格付投資情報センター(R&I)が中立・公正の立場から公表しているものです。
分類の対象とするファンド #
- 追加型株式投信(一部を除く)及びMMF、MRF、中期国債ファンド
分類数 #
- リスクの小さい順にRC1からRC5までの5段階
分類方法 #
- 下記に示す過去の基準価額の変動リスク(=基準価額騰落率の標準偏差。R&I定量評価では「安定性」と呼ぶ。)を基に運用方針等を加味して、R&Iのアナリストが最終的に個別ファンド毎に分類の判断を行っています。
価格変動リスクの目安 #
RC1 | 安定した利回りを目標として運用するファンド (基準価額の変動が極めて小さいファンド) |
RC2 | 価格変動リスクが5%以下 (基準価額の変動が小さいファンド) |
RC3 | 価格変動リスクが5%超 15%以下 (基準価額の変動が中程度のファンド) |
RC4 | 価格変動リスクが15%超 30%以下 (基準価額の変動が大きいファンド) |
RC5 | 価格変動リスクが30%超 (基準価額の変動が極めて大きいファンド) |
- 価格変動リスク…月間収益率の標準偏差を年率換算した数値
- MMF及びMRF、中期国債ファンドはいずれも「RC1」に分類している
分類の見直し #
- 年1回年末に分類の見直しが行われます。
公表場所 #
- 格付投資情報センター(投信評価)のホームページ https://www.r-i.co.jp/investment/index.html
注意事項 #
- 当分類は、投資の参考となる情報を提供することのみを目的としており、投資家にファンドの購入、売却、保有を推奨するものではない。格付投資情報センターが十分信頼できると判断される情報源からの情報に基づき分類を行っているが、その情報の正確性及び完全性を保証するものではない。
- 当分類の利用によって何らかの損害が発生した場合、その原因がいかなるものであれ、格付投資情報センターは一切の責任を負わない。当分類に関する著作権等の知的財産権その他一切の権利は、格付投資情報センターに帰属しており、許可無く複製、転載、引用することを禁じる。
- 当分類は、信用格付業ではなく、金融商品取引業等に関する内閣府令第299条第1項第28号に規定されるその他業務(信用格付業以外の業務であり、かつ、関連業務以外の業務)。当該業務に関しては、信用格付行為に不当な影響を及ぼさないための措置が法令上要請されている。
- 当分類は過去の実績等を基に格付投資情報センターが分析したものであり、将来の運用成果等を約束したものではない。
- 当分類は年1回の定期的な見直しのほか、予告なしに見直しを行うこともある。見直しについては、格付投資情報センター(投信評価)ホームページにて公表する。また、予告なく当分類の公表を中止することがある。