投資信託事情・投信まとなびによると、2015年4月の国内最大ファンド上位50位(追加型株式投資信託、ETFは除く)は除く)は次の通りでした。
新光投信が運用する「新光US-REITオープン<<ゼウス>>」が純資産総額約1.40兆円で、7カ月連続して1位をキープしました。「新光US-REITオープン」は、米国の取引所上場および店頭市場登録の不動産投資信託証券(US-REIT)に分散投資を行ない、市場平均よりも高い水準の配当収益の確保と長期的な値上がり益の獲得を目指すファンドで、2004年09月30日に設定されました。
2位から4位までのファンドは、2位「ラサール・グローバルREITファンド(毎月)」、3位「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」、4位「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信」で、先月から変化はありませんでした。先月6位だったピクテ投信投資顧問の「ピクテ・グローバル・インカム株式F(毎月)」が5位に浮上し、5位だった国際のグローバル・ソブリン・オープン(毎月分配型)が6位にランクを落としました。
分配頻度を見ると、上位50位中42ファンドが毎月分配型のファンドで、年1回分配ファンドが6本、年2回分配ファンドが1本、年6回分配ファンドが1本でした。
投資対象資産で見ると、引き続き、外国のREIT(不動産投資信託)や外国の債券に投資するファンドが多く見られました。
また上位50位ファンドの月中の資金増減を見ると、最も資金増加額が大きかったのは、48位にランクインした野村アセットマネジメントの「日本企業価値向上F(限定追加型)」で、増加額は2,160億円でした。同ファンドは、2015年4月3日に1,057億円で設定されたばかりのファンドで、設定からわずか1カ月で2,000億円を超える規模のファンドになっています。次いで資金増加が大きかったのは三井住友アセットマネジメントの「アジア好利回りリート・ファンド」(+496億円)、岡三アセットマネジメントの「アジア・オセアニア好配当成長株オープン(毎月)」(+406億円)でした。
一方、月中の資金減少額が最も大きかったのは、前月と同じ「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(米ドル)毎月」で、減少額は前月比約312億円でした。次いで減少額が大きかったのは、国際のグローバル・ソブリン・オープン(毎月分配型)で、減少額は151億円でした。
順位 | 運用会社 | 分配頻度 | ファンド名 |
前回順位 |
月末純資産(億円) |
月中資金増減(億円) |
1 | 新光 | 12 | 新光 US-REITオープン《ゼウス》 | 1 | 14,090 | 62 |
2 | 日興 | 12 | ラサール・グローバルREITファンド(毎月) | 2 | 12,891 | 234 |
3 | フィデリティ | 12 | フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド | 3 | 11,555 | 0 |
4 | 野村 | 12 | 野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信 (米ドル)毎月 |
4 | 11,159 | -312 |
5 | ピクテ | 12 | ピクテ・グローバル・インカム株式F(毎月) | 6 | 10,074 | 20 |
6 | 国際 | 12 | グローバル・ソブリン・オープン (毎月) | 5 | 9,901 | -151 |
7 | フィデリティ | 12 | フィデリティ・USリート・ファンドB(ヘッジ無) | 7 | 9,193 | 292 |
8 | 岡三 | 12 | アジア・オセアニア好配当成長株Op(毎月) | 9 | 8,319 | 406 |
9 | 大和 | 12 | ダイワ米国リート・ファンド(毎月) | 8 | 7,704 | 158 |
10 | ピクテ | 12 | ピクテ新興国インカム株式F(毎月) | 10 | 7,647 | 77 |
11 | 国際 | 12 | ワールド・リート・オープン(毎月) | 11 | 6,463 | 144 |
12 | 大和 | 12 | ダイワ・US-REIT・オープン(毎月)B(ヘッジ無) | 12 | 6,130 | 168 |
13 | 大和 | 12 | ハイグレード・オセアニア・ボンド・Op(毎月)《杏の実》 | 13 | 5,765 | 9 |
14 | 大和 | 12 | ダイワ高格付カナダドル債Op(毎月) | 14 | 5,685 | 24 |
15 | 大和住銀 | 12 | 短期豪ドル債オープン (毎月) | 15 | 5,390 | -80 |
16 | 日興 | 12 | 高金利先進国債券オープン(毎月)《月桂樹》 | 16 | 4,741 | 41 |
17 | 三井住友トラスト | 12 | J-REIT・リサーチ・オープン(毎月) | 17 | 4,446 | 71 |
18 | 日興 | 12 | 財産3分法F(不動産・債券・株式)毎月 | 18 | 4,247 | -17 |
19 | 大和 | 12 | ダイワ日本国債ファンド(毎月) | 19 | 3,993 | 105 |
20 | 野村 | 12 | 野村グローバル高配当株プレミアム(通貨セレクト)毎月 | 22 | 3,910 | 281 |
21 | アムンディ | 12 | アムンディ・欧州ハイ・イールド債券F (トルコリラ) | 20 | 3,589 | -20 |
22 | フィデリティ | 1 | フィデリティ・日本成長株・ファンド | 21 | 3,577 | -99 |
23 | 野村 | 12 | 野村テンプルトン・トータル・リターン D(ヘッジ無) | 29 | 3,355 | 298 |
24 | アムンディ | 12 | アムンディ・欧州ハイ・イールド債券F (豪ドル) | 25 | 3,271 | 8 |
25 | 大和 | 1 | ダイワファンドラップ 日本債券セレクト | 28 | 3,253 | 194 |
26 | さわかみ | 1 | さわかみファンド | 23 | 3,230 | -47 |
27 | ニッセイ | 12 | ニッセイ J-REITファンド(毎月) | 27 | 3,197 | 79 |
28 | DIAM | 12 | DIAM世界リートインデックスファンド(毎月) | 24 | 3,027 | -17 |
29 | DIAM | 12 | DIAM高格付インカム・Op(毎月)《ハッピークローバー》 | 30 | 3,015 | -30 |
30 | 損保J | 12 | 好配当グローバルREITプレミアムF 通貨セレクト《トリプルストラテジー》 | 26 | 2,977 | -44 |
31 | 大和 | 12 | ダイワ米国株ストラテジーα -トリプルリターンズ- レアル(毎月) | 35 | 2,919 | 78 |
32 | 大和 | 12 | ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月) | 32 | 2,763 | -16 |
33 | 日興 | 12 | 日興ピムコ・ハイインカム・ソブリンF毎月 (トルコリラ) | 31 | 2,730 | -114 |
34 | 三菱UFJ | 12 | 三菱UFJ グローバル・ボンド・Op(毎月)《花こよみ》 | 34 | 2,686 | 72 |
35 | 三井住友トラスト | 12 | オーストラリア公社債ファンド《オージーボンド》 | 33 | 2,666 | 38 |
36 | 大和 | 12 | ブラジル・ボンド・Op(毎月) | 38 | 2,648 | 4 |
37 | 野村 | 12 | 野村外国債券インデックス(野村一任口座) | 39 | 2,573 | 197 |
38 | 大和住銀 | 12 | カナダ高配当株ツインα(毎月) | 40 | 2,564 | 169 |
39 | 新光 | 12 | 新光J-REITオープン | 36 | 2,527 | 18 |
40 | 野村 | 6 | マイストーリー分配型(年6回)B | 37 | 2,462 | -37 |
41 | 三井住友 | 12 | アジア好利回りリート・F | 50 | 2,387 | 496 |
42 | レッグ・メイソン | 12 | LM・オーストラリア毎月ファンド | 42 | 2,336 | 52 |
43 | 野村 | 12 | 野村日本債券インデックス(野村一任口座) | 46 | 2,264 | 158 |
44 | 三井住友トラスト | 1 | コア投資戦略F(成長型)《コアラップ》 | 47 | 2,251 | 126 |
45 | 日興 | 1 | インデックスファンド225 | 41 | 2,220 | -111 |
46 | 野村 | 12 | 野村日本高配当株プレミアム(通貨セレクト)毎月 | 45 | 2,219 | 15 |
47 | 野村 | 12 | 野村 Fラップ外国債券B(ヘッジ無) | 48 | 2,189 | 173 |
48 | 野村 | 1 | 日本企業価値向上F(限定追加型) | New | 2,183 | 2,160 |
49 | UBS | 12 | UBS世界公共インフラ債券投信 (通貨選択)円 (毎月) | 43 | 2,183 | 27 |
50 | 国際 | 2 | グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド | 53 | 2,125 | 338 |
(データ出所:投資信託事情・投信まとなび)