投資信託の純資産総額ランキング (2016年8月)


投資信託事情・投信まとなびによると、2016年8月の国内最大ファンド上位50位(追加型株式投資信託ETFは除く)は除く)は表の通りでした。

新光投信が運用する「新光US-REITオープン<<ゼウス>>」が23カ月連続して純資産総額が最大のファンドとなりました。同ファンドの8月末の純資産総額は1.56兆円で、前月から約140億円減少しました。また、同ファンドの8月末の基準価額は3,555円で、前月末の3,763円から低下しました。

50位までのファンドの分配頻度を見ると、40ファンドが毎月分配型のファンドで、年1回分配ファンドが8本、年2回と年6回分配ファンドが各1本でした。

投資対象資産で見ると、外国の債券に投資するファンドが13本と最も多く、次いで、外国のREIT(不動産投資信託)に投資するファンドが9本、外国の株式に投資するファンドと日本の株式に投資するファンドが各々7本、日本のREITに投資するファンドが6本、日本の債券に投資するファンドとアセット・アロケーション型ファンドが各々4本でした。

 

国内最大ファンドの投資対象別内訳

 

日本の株式に投資するタイプのファンドで最も純資産総額が大きかったのは先月と同じ「フィデリティ・日本成長株・ファンド」でした。同ファンドの8月末の純資産総額は約3,243億円で、前月末に比べて約88億円減少しました。

純資産総額上位50位ファンドの月中の資金増減を見ると、資金増加額が最も大きかったのは、8月も「フィデリティ・USリート・ファンドB(ヘッジ無)」で、増加額は約1,095億円でした。

一方、純資産総額上位50位ファンドの中で、月中の資金減少額が最も大きかったのは、「グローバル・ソブリン・オープン (毎月)」で、資金減少額は約145億円でした。

次に、純資産総額50位までのファンドの騰落率を見ると、過去1カ月の騰落率がプラスだったのはわずか9本でした。過去1カ月の騰落率が最も高かったのは「インデックスファンド225」で、騰落率は+1.9%でした。

また、過去3カ月の騰落率を見ると、騰落率がプラスだったのは50本中7本だけでした。過去3カ月の騰落率が最も良かったのは、「アジア好利回りリートファンド」で、騰落率は+4.6%でした。騰落率データについては、投信まとなびの投信検索等http://www.matonavi.jp/retrieval/で詳細をご確認下さい。

なお、純資産総額上位50位のファンドの中で、8月末の基準価額が10,000円を上回っていたのは11本だけでした。また基準価額が5,000円を下回るファンドが17本ありました。

 

【国内最大ファンド・ランキング(2016年8月)】

順位

運用会社 ファンド名 純資産(百万円) 資金増減(百万円) 基準価額(円) 決算回数
1 新光 新光 US-REITオープン《ゼウス》 1,567,033 73,700 3,555 12
2 フィデリティ フィデリティ・USリート・ファンドB(ヘッジ無) 1,491,826 109,519 4,774 12
3 日興 ラサール・グローバルREITファンド(毎月) 1,276,050 29,567 3,043 12
4 フィデリティ フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド 796,677 11,899 3,813 12
5 大和 ダイワ米国リート・ファンド(毎月) 726,404 15,664 4,964 12
6 ピクテ ピクテ・グローバル・インカム株式F(毎月) 721,235 -5,338 3,949 12
7 三菱UFJ グローバル・ソブリン・オープン (毎月) 697,961 -14,533 4,965 12
8 大和 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月)B(ヘッジ無) 694,633 25,490 4,520 12
9 三菱UFJ ワールド・リート・オープン(毎月) 626,057 14,698 3,484 12
10 岡三 アジア・オセアニア好配当成長株Op(毎月) 487,575 -14,021 2,633 12
11 野村 野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(米ドル)毎月 424,230 -10,222 8,620 12
12 大和 ダイワファンドラップ 日本債券セレクト 419,426 2,678 11,703 1
13 野村 野村外国債券インデックス(野村一任口座) 393,453 5,467 8,992 12
14 大和 ハイグレード・オセアニア・ボンド・Op(毎月)《杏の実》 391,720 -2,446 5,406 12
15 大和 ダイワ日本国債ファンド(毎月) 384,984 -6,679 10,211 12
16 日興 グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年) 371,932 -154 9,960 1
17 三井住友トラスト J-REIT・リサーチ・オープン(毎月) 371,888 -4,717 8,773 12
18 野村 野村日本債券インデックス(野村一任口座) 357,657 4,116 10,904 12
19 日興 財産3分法F(不動産・債券・株式)毎月 340,214 1,022 5,105 12
20 大和住銀 短期豪ドル債オープン (毎月) 329,026 -1,992 4,112 12
21 日興 高金利先進国債券オープン(毎月)《月桂樹》 326,279 -5,830 5,860 12
22 フィデリティ フィデリティ・日本成長株・ファンド 324,308 280 17,357 1
23 ゴールドマン GS 米国REIT ファンド B(毎月、ヘッジ無)《コロンブスの卵》 324,194 22,214 3,362 12
24 大和 ダイワ高格付カナダドル債Op(毎月) 320,338 -3,376 4,368 12
25 野村 野村 ファンドラップ外国債券B(ヘッジ無) 319,573 4,740 8,643 12
26 ピクテ ピクテ新興国インカム株式F(毎月) 312,669 -6,507 2,128 12
27 野村 野村テンプルトン・トータル・リターン D(ヘッジ無) 307,206 -7,340 9,209 12
28 三菱UFJ グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド《健次》 293,766 -6,148 8,384 2
29 さわかみ さわかみファンド 268,188 244 19,463 1
30 ニッセイ ニッセイ J-REITファンド(毎月) 262,704 1,583 5,903 12
31 UBS UBS世界公共インフラ債券投信 (通貨選択)円 (毎月) 255,849 14,342 9,550 12
32 日興 インデックスファンド225 243,404 -735 4,597 1
33 大和 ダイワファンドラップ 日本株式セレクト 240,408 1,756 11,437 1
34 しんきん しんきんJリートオープン(毎月) 239,010 7,307 6,918 12
35 DIAM DIAM世界リートインデックスファンド(毎月) 233,228 -389 4,634 12
36 三井住友 アジア好利回りリートF 228,739 -7,962 8,494 12
37 新光 新光J-REITオープン 227,859 1,460 6,128 12
38 東京海上 東京海上・円資産バランスF(毎月)《円奏会》 222,312 22,674 11,799 12
39 野村 野村グローバル高配当株プレミアム(通貨セレクト)毎月 220,633 -6,795 6,105 12
40 野村 野村 ファンドラップ日本債券(毎月) 217,759 3,987 10,855 12
41 大和 ダイワJ-REITオープン(毎月) 211,904 8,667 6,991 12
42 DIAM DIAM高格付インカム・Op(毎月)《ハッピークローバー》 207,593 -2,177 7,149 12
43 三菱UFJ 三菱UFJ グローバル・ボンド・Op(毎月)《花こよみ》 203,276 1,249 6,347 12
44 ニッセイ JPX日経400アクティブ・プレミアムOp.(毎月)《JPXプレミアム》 202,004 -229 6,209 12
45 三井住友トラスト コア投資戦略F(成長型)《コアラップ》 200,639 -3,797 11,404 1
46 大和住銀 日本株アルファ・カルテット(毎月) 199,257 -578 4,055 12
47 大和 ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月) 197,212 -1,881 6,445 12
48 新光 りそなJリート・アクティブ・オープン《日本のツボ》 186,910 1,639 12,459 12
49 野村 マイストーリー分配型(年6回)B 180,444 -1,430 8,072 6
50 DIAM 日経225ノーロードオープン 175,371 -2,553 11,415 1

(データ出所:投信まとなび・投資信託事情)