東京証券取引所が公表した月刊ETFレポート (2018年2月版)によると、2018年2月のETF市場における分配金利回り上位5位銘柄は次の通りでした。
なお、なお、ランキングにあたり、東京証券取引所では、一日平均売買代金が100万円以下の銘柄、監理・整理銘柄は除いています。
2018年2月に最も分配金利回りが高かったのは、2月も「上場インデックスファンド新興国債券(銘柄コード:1566)」で、実績分配金利回りは5.8%でした。同ETFは、世界の新興国の国債市場に分散投資するETFで、「ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス」の円換算をベンチマークとしています。
2位はオーストラリアのリートに投資するETF、3位、4位、5位は東証REIT指数への連動を目指すETFでした。世界的に低金利が続く中、リートが相対的に高い利回りを提供しています。
(データ:ARES、東京証券取引所、2018年は2018年2月のデータ)
順位 | コード | ETF名 | ベンチマーク | 純資産総額(百万円)(順位) | 実績分配金利回り | 運用会社 |
1 | 1566 | 上場インデックスファンド新興国債券 | ブルーム バーグ・バークレイズ自国通 貨建て新興市場国債・10%国キャッ プ・インデックス | 1,298,144 (37) | 5.8% | 日興 |
2 | 1555 | 上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A‐REIT) | S&P/ASX200 A-REIT指数 | 251,892(68) | 3.6% | 日興 |
3 | 1345 | 上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型 | 東証REIT指数 | 1,271,900 (38) | 3.5% | 日興 |
4 | 1476 | iシェアーズ JリートETF | 東証REIT指数 | 224,810(72) | 3.5% | ブラックロック |
5 | 1343 | NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信 | 東証REIT指数 | 3,560,792 (28) | 3.5% | 野村 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETFレポート(2018年2月版)直近12か月の実績分配金及び2月末の終値をもとに算出した分配金利回り)