東京証券取引所が公表した月刊ETF・ETNレポート(2016年7月版)によると、2016年7月のETF市場の月間売買代金は約5兆1,406億円で、一日平均売買代金は前月比5.5%減少して約2,570億円(立会内のみ)となりました。2016年7月末時点でのETFの上場数は前月と同じ202銘柄でした。
売買代金が最も大きかった銘柄は、2016年7月も野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(1570)で、月間売買代金は約3.26兆円と、引き続き2位以下を大きく引き離しています。また、上位10位までの銘柄のうち7本がブルベア型のETFでした。
【2016年7月 ETF・ETN 売買代金ランキング上位10位銘柄】 |
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順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(千円) | 1日平均売買代金前月比 | 運用会社 |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 3,262,968,092 | -9.0% | 野村 |
2 | 1357 | NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 656,417,657 | +22.2% | 野村 |
3 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 237,693,526 | -6.0% | 野村 |
4 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 227,410,255 | -10.9% | シンプレクス |
5 | 1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 166,250,773 | -14.7% | シンプレクス |
6 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 120,444,157 | +11.9% | 野村 |
7 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 65,849,119 | -12.8% | シンプレクス |
8 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 50,246,508 | +16.5% | 日興 |
9 | 1365 | ダイワ上場投信-日経平均レバレッジ・インデックス | 日経平均レバレッジ・インデックス | 43,367,233 | +23.9% | 大和 |
10 | 1459 | 楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 35,783,873 | -12.0% | 楽天投信 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETF・ETNレポート2016年7月版、前月比は1日平均売買代金の前月比)