⇨ 最も値上りしたのは「NEXT FUNDSブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信」
東京証券取引所(東証マネ部)が公表した「月刊ETFレポート」によると、2018年7月のETFの月間値上がり率ランキング上位5位銘柄は下の表の通りでした。
前月比での値上がり率が最も大きかったのは野村アセットマネジメントの運用・管理する「NEXT FUNDSブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(銘柄コード:1325)で、値上がり率は12.3%でした。
同ETFは、ブラジルの株式市場を代表する株価指数であるボベスパ指数の円換算値との連動を目指すETFです。ボベスパ指数は、ブラジル・レアル建てでは7月に約8.8%上昇しましたが、ブラジル・レアルが対円で約4%上昇した結果、円換算した同指数値は12%以上の値上がりとなりました。
なお、同ETFは2018年7月にスタートしたマーケットメイク制度におけるマーケットメイク対象銘柄ではありません(2018年7月末現在)。
【2018年7月 ETF月間値上り率ランキング上位5位銘柄】 |
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順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(千円) | 月間値上り率 | 運用会社 |
1 | 1325 | NEXT FUNDSブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信 | ボベスパ指数(ブラジル株) | 98,916 | +12.3% | 野村 |
2 | 1695 | ETFS 小麦上場投資信託 | Bloomberg Wheat Subindex | 113,790 | +11.6% | ETFセキュリティーズ |
3 | 1618 | NEXT FUNDSエネルギー資源(TOPIX-17)上場投信 | TOPIX-17エネルギー資源 | 35,847 | +7.3% | 野村 |
4 | 1549 | 上場インデックスファンドNifty50先物(インド株式) | Nifty50指数先物 | 80,971 | +6.1% | 日興 |
5 | 1678 | NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信 | Nifty50指数 | 453,988 | +5.9% | 野村 |
(データ出所:東京証券取引所(東証マネ部)、東証ETF市場において、当月の前月比値上がり率トップ5銘柄。一日平均売買代金が100万円以下の銘柄、監理・整理銘柄は除く。)