東京証券取引所が公表した月刊ETF・ETNレポート(2015年4月版)によると、2015年4月のETF・ETN市場は引き続き活況を維持し、月間売買代金で約4兆8,000億円(立会内のみ)、一日平均売買代金で約2,300億円(立会内のみ)で、2015年3月に次ぐ高い売買代金となりました。
売買代金が最も大きかった銘柄は、4月も、野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」でした。
また、原油関連ETF/ETNの売買が目立ち、NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブル ETN(2038)が全体で9位にランクインしました。また、今月はNEXT NOTES 香港ハンセン・ベアETN(2032)といった中国関連銘柄の売買代金増加率が高くなりました。
2015年4月には、「ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックス(1456)」と「ダイワ上場投信-TOPIXインバース (-1倍)指数(1457)」が4月27日に東京証券取引所に上場しました。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(千円) | 1日平均売買代金前月比 | 運用会社 |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 3,322,796,220 | -9.13% | 野村 |
2 | 1357 | NEXTFUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 279,375,426 | -2.06% | 野村 |
3 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 251,461,749 | +7.99% | 野村 |
4 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 188,155,106 | -7.48% | シンプレクス |
5 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 108,092,855 | -3.69% | シンプレクス |
6 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 103,324,564 | -17.85% | 野村 |
7 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 82,094,931 | -3.97% | 日興 |
8 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 日経平均 | 60,253,066 | +10.75% | 大和 |
9 | 2038(ETN) | NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN | 日経・東商取原油レバレッジ指数 | 45,305,989 | -5.65% | 野村證券 |
10 | 1365 | ダイワ上場投信-日経平均レバレッジ・インデックス | 日経平均レバレッジ・インデックス | 42,291,045 | -8.29% | 大和 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETF・ETNレポート2015年4月版、前月比は1日平均売買代金の前月比較)