東京証券取引所が公表した月刊ETF・ETNレポート(2015年6月版)によると、2015年6月のETF・ETN市場は月間売買代金が約4兆8,000億円(立会内のみ)、一日平均売買代金で約2,200億円(立会内のみ)となりました。 6月も原油関連ETF/ETNの売買が目立ち、「NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブル ETN(2038)」が全体で9位にランクインしました。 また、南方FTSE中国A株50ETF(1576)などの中国関連銘柄のボラティリティが高くなったということです。
売買代金が最も大きかった銘柄は、6月も、野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」で、売買代金は約3.2兆円と2位以下を大きく引き離しています。
【2015年6月 ETF・ETN 売買代金ランキング上位10位銘柄】 |
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順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(千円) | 1日平均売買代金前月比 | 運用会社 |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 3,271,252,041 | +10.58% | 野村 |
2 | 1357 | NEXTFUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 355,338,199 | +31.62% | 野村 |
3 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 225,400,631 | +10.68% | 野村 |
4 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 175,177,532 | +12.19% | シンプレクス |
5 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 121,337,146 | +29.70% | 野村 |
6 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 107,868,965 | +1.34% | シンプレクス |
7 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 74,210,914 | +4.31% | 日興 |
8 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 日経平均 | 55,040,051 | +8.68% | 大和 |
9 | 2038(ETN) | NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN | 日経・東商取原油レバレッジ指数 | 40,274,479 | -8.42% | 野村證券 |
10 | 1365 | ダイワ上場投信-日経平均レバレッジ・インデックス | 日経平均レバレッジ・インデックス | 34,627,492 | +21.88% | 大和 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETF・ETNレポート2015年6月版、前月比は1日平均売買代金の前月比較)
なお、2015年6月末現在、182銘柄のETFと29銘柄のETNが東京証券取引所に上場しています。