確定拠出年金に加入してから、ちょうど1年が経過しました。最初の手続きが少しだけ面倒だったことを除けば、あとは何もすることがないので、1年経過 したことも忘れていました。たまたま久しぶりに確定拠出年金のMY PAGEにアクセスして、これを知ったというわけです。
さて、私が選択した投資信託は「フィデリティ・日本成長株・ファンド」と「ステート・ストリートDC外国株式インデックス・オープン」の2本。毎月の掛け金15000円を二等分して、この2本のファンドを購入してきました。今日はその運用結果などをご報告しましょう。
4月23日現在の資産状況:
掛金額累計 165,000円
手数料累計 7,753円
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取得価額累計 157,247円
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資産評価額 147,968円
評価損益 ▲9,279円
拠出金額の合計は165,000円。1年が経過したといっても、実際には2003年3月分は4月に銀行口座から引き落とされて、5月に拠出される(ファンドが購入される)ので、掛金額累計は2002年4月から2003年2月までの11カ月分になっています。この11カ月分にかかった手数料の合計が7,753円。掛金合計のの4.6%。かなり高い手数料率です。これには連合会、運営管理機関、事務委託先金融機関の手数料が含まれています。
掛金累計から手数料を差し引いた金額(157,247円)が実際にファンドの購入に充てられた金額です。これを運用した結果、現在の評価額が147,968円。運用評価損が9,279円。
つまり、実際には165,000円拠出したものの、手数料と運用評価損により資産は現在147,968円、約10%のマイナスということです。とはいえ、手数料の高さは最初からわかっていたことです。運用評価損についても、日本株ファンドは損失を出しているものの、外国株ファンドのほうはプラスになっています。
確定拠出年金では、定期預金などの元本確保型の金融商品も用意されており、すぐにでも乗り換えることは可能ですが、まだ始まったばかりの積立ですから、他の商品への乗り換えは、いまのところ考えられません。