さて、ファンドを選択する前に毎月の掛金を決める必要がある。この掛金額は前述の「個人型年金加入申込書」にも記入しなければいけない。
ここでおさらいをしておこう。個人型に加入できるのは①自営業者や学生、②企業年金制度及び確定拠出年金制度の無い会社の従業員と決められている。このどちらに該当するかによって、拠出できる金額の限度額が異なるのだ。
自営業者や学生の場合は、拠出限度額は国民年金基金とあわせて年額816,000円。月額にすると68,000円である。企業年金制度及び確定拠出年金制度の無い会社の従業員の場合は、拠出限度額は年額180,000円。月額では15,000円である。
わたしの場合は、企業年金制度及び確定拠出年金制度の無い会社の従業員なので、拠出限度額は年額180,000円。他の積立型の投資や預貯金がないことを考慮して、限度額の180,000円を選択した。これで、私の指定した銀行口座から毎月18,000円が確定拠出用の口座に自動的に振り込まれて運用されることになるわけだ。ちなみに、この掛金は全額所得から控除できるので、課税所得を抑えることができる。