東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2015年3月末時点)によると、3月の東証REIT指数は、1,800ポイント付近まで下落したものの、その後は持ち直し、最終的には、前月比-40.95ポイントの1864.66ポイントで3月の取引を終了しました。 3月の日本銀行によるREITの買入れは7回実施され、買入額は84億円でした。これにより日本銀行による累計買入れ総額は2,058億円となりました。なお、買入実施日は3月4日、5日、9日、10日、11日、26日、27日で、買入額は各12億円でした。
売買代金合計額(立会内)は8,298億円で、前月比で421億円増加しましたが、一日平均売買代金(立会内)は377億円で、前月に比べて37億円減少しました。
また、2014年度の立会内・ToSTNeT合計の売買代金は9.2兆円(1日平均376億円)となり、市場開設来最高を記録しました。
2015年3月のREITの売買代金上位5銘柄は次のとおりです。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 |
月間売買代金(百満円)
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前月比(%) |
1 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 57,437 | +4.71 |
2 | 8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 52,752 | -14.28 |
3 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 42,950 | -16.24 |
4 | 8954 | オリックス不動産投資法人 | 40,511 | +15.92 |
5 | 3453 | ケネディクス商業リート投資法人 | 35,833 | -53.49 |
(データ:東京証券取引所)