東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2016年1月末時点)によると1月の東証REIT指数は、日本銀行が月末にマイナス金利導入を発表したのを受け、昨年8月5日以来約半年ぶりの高値を付け、前月比較+33.46ポイントの1,781ポイント で終了しました。
1月の日本銀行による買入れは12回・108億円、累計買入れ総額は2,811億円となりました。
ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985)、コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)、森ヒルズリート投資法人(3234)、イオンリート投資法人 (3292)が公募増資を発表しました。
また、1月7日にラサールロジポート投資法人(3466)の上場が承認されました。物流施設特化型REITとしては4社目の上場となり、2月17日に東京証券取引所に上場予定です。
2016年1月のREITの売買代金上位5銘柄は次のとおりです。月間の売買代金が最も大きかったのは「ジャパンリアルエステイト投資法人」で、売買高は約518億円でした。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 月間売買代金(百万円) | 前月比(%) |
1 | 8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 51,896 | +35.6% |
2 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 38,396 | +54.5% |
3 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 38,351 | +4.3% |
4 | 8985 | ジャパン・ホテル・リート投資法人 | 34,674 | +96.2% |
5 | 3234 | 森ヒルズリート投資法人 | 27,928 | +172.0% |
(データ出所:東京証券取引所)
また、2016年1月には次の6投資法人が2015年11月決算を発表しました。法人名をクリックすると各投資法人の分配金支払い履歴等をご覧頂けます。
- アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279)
- ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)
- 平和不動産リート投資法人(8966)
- 日本プロロジスリート投資法人(3283)
- 大和証券オフィス投資法人(8976)
- 阪急リート投資法人(8977)