2016年2月のREIT売買代金上位5銘柄


東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2016年2月末時点)によると、2月の東証REIT指数は、2月26日に10カ月ぶりに一時1,900ポイントを超えましたが、月末は1,900ポイントを若干下回る1873.29ポイント(前月比+92.29ポイント)で終了しました。

2月の日本銀行による買入れは6回・72億円で、累計買入総額は2,883億円となりました。

ラサールロジポート投資法人(3466)が2⽉17⽇に上場し、これにより東京証券取引所に上場するREITの数は53銘柄になりました。ラサールロジポート投資法人の初値は、IPO発行価格の100,000円を5%上回る105,000円でした。同投資法人の月間売買代金は約537億円で、全REIT中第4位でした。

2月のREITの月末時価総額合計は11.5兆円(前月比+6.85%)、月間1日平均売買代金(立会内)は579億円(前月比+87.00%)となり、ともに過去最高を記録しました。

2016年2月のREITの売買代金上位5銘柄は次のとおりです。月間の売買代金が最も大きかったのは「日本ビルファンド投資法人」で、売買高は約910億円でした。

順位 銘柄コード ファンド名
月間売買代金(百万円)
前月比(%)
1 8951 日本ビルファンド投資法人 91,052 +125.5%
2 8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 86,791 +58.9%
3 8953 日本リテールファンド投資法人 66,576 +64.7%
4 3466 ラサールロジポート投資法人 53,761
5 3462 野村不動産マスターファンド投資法人 27,928 +90.2%
  • 東証REIT市場における当月の立会内売買代金トップ5銘柄。
  • 前月比は、1日平均売買代金の前月比。

(データ出所:東京証券取引所)

また、2016年2月には次の9投資法人が2015年12月決算を発表しました。法人名をクリックすると各投資法人の分配金支払い履歴等をご覧頂けます。