東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2016年6月末時点)によると、6月の東証REIT指数は、前月比-52.05ポイントの1843.66ポイントで終了しました。
6月末のREITの時価総額合計は前月比2.23%減少し、約11.6兆円でした。予想年間分配金利回り(時価総額加重平均予想年間分配金利回り)は3.42%で、5月の3.29%から上昇しました。また、1日平均売買代金(立会内)は前月比2.75%増加し、389億円となりました。
2016年6月のREITの売買代金上位5銘柄は次のとおりです。月間の売買代金が最も大きかったのは「ユナイテッド・アーバン投資法人」で、売買高は約685億円でした。
順位 |
銘柄コード | ファンド名 | 月間売買代金(百万円) |
前月比(%)** |
1 | 8960 | ユナイテッド・アーバン投資法人 | 68,545 | +86.9% |
2 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 66,644 | -4.7% |
3 | 8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 56,764 | -3.1% |
4 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 44,165 | +7.3% |
5 | 3462 | 野村不動産マスターファンド投資法人 | 40,805 | +19.2% |
*東証REIT市場における当月の立会内売買代金トップ5銘柄。
**前月比は、1日平均売買代金の前月比。
(データ出所:東京証券取引所)
なお、マリモ地方創生リート投資法人(3470)が7月29日に、三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)が8月2日に上場予定です。