東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2016年7月末時点)によると、7月の東証REIT指数は、前月比+25.66ポイントの1869.32ポイントで終了しました。
7月末のREITの時価総額合計は前月比1.85%増加し、約11.81兆円でした。予想年間分配金利回り(時価総額加重平均予想年間分配金利回り)は6月と変わらず3.42%でした。また、1日平均売買代金(立会内)は前月比0.99%増加し、393億円となりました。
2016年7月のREITの売買代金上位5銘柄は次のとおりです。月間の売買代金が最も大きかったのは「ジャパン・ホテル・リート投資法人」で、売買高は約496億円でした。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 月間売買代金(百万円) | 前月比(%)** |
1 | 8985 | ジャパン・ホテル・リート投資法人 | 49,618 | +139.6% |
2 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 47,437 | -21.7% |
3 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 42,236 | +5.2% |
4 | 8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 41,213 | -20.1% |
5 | 8960 | ユナイテッド・アーバン投資法人 | 38,407 | -38.4% |
*東証REIT市場における当月の立会内売買代金トップ5銘柄。
**前月比は、1日平均売買代金の前月比。(データ出所:東京証券取引所)
なお、マリモ地方創生リート投資法人(3470)が7月29日に、三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)が8月2日に上場しました。また、大江戸温泉リート投資法人(3472)が8月31日に上場予定です。