不動産投資法人7社が、2014年9月に2014年7月期の決算を発表しました。7社中6社の営業収益が前期比で増加しました。また、分配金については、前期比で増加した投資法人が2社、減少したのが5社でしたが、減少した5社のうち3社については、投資口の分割によるもので、実質的には増加または前期と概ね変わらない水準の分配金額でした。
投資口の分割が行なわれると、投資口の投資単位当たりの金額(投資単価)が引き下げられるため、投資家にとってはREITを購入しやすくなります。NISA(少額投資非課税制度)が導入され、分割により同制度においてREITが活用されるようになることを期待して、不動産投資法人による投資口の分割が続いています。
2014年9月に決算を発表した不動産投資法人(J-REIT)
- アドバンス・レジデンス投資法人(3269)
- 日本ロジスティクスファンド投資法人(8967)
- イオンリート投資法人(3292)
- 東急リアル・エステート投資法人(8957)
- 森ヒルズリート投資法人(3234)
- コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)
- ケネディクス・レジデンシャル投資法人(3278)